弊社では、ダンボール箱を製造する機械「プリスロ」と「グルア」をはじめ、ダンボールシートをカットする「断裁機」や、ワイヤ止め加工をする「ステッチャー」、間仕切りを製造する「パーテションスロッター」、一度に複数の溝切りが出来る「連切機」など、様々な機械を所有しています。
工場内の機械の一部をご紹介します。
設備紹介
プリスロ
ダンボール箱を製造する機械です。 印刷と切り込みを同時に行う機械で、正式名称は「プリンタースロッター」ですが、略して「プリスロ」と呼んでいます。 ダンボールシートが機械の中を、2色印刷→折れ線(罫入れ)→溝切りの順に加工をしながら通って行きます。 上の写真は機械内部の印版をセットしている部分です。 |
グルア
プリスロで加工した半製品を、ノリ貼りして完成品にする機械です。弊社の機械は半自動手差しです。スピードは遅いですが、微調整が可能ですし、変形物にも対応が出来ます。大きすぎたり、長すぎたりして、機械に通らない箱はワイヤ(大きいホッチキスのイメージ)で接合します。(下の写真)
ダンボール箱は大きさや厚み、お客様のご要望で5枚、10枚、20枚束に結束します。
ワイヤ止め加工(グルアが不可能な場合)
ワイヤは主に輸出用などで使われていますが、実はワイヤよりグルー(ノリ)の方が強度は強いです。
この写真は2本打ちですが、1本打ちが一般的です。
昨今はグルア貼りが主流ですので、グルア貼りが不可能な大きなケースなどをワイヤ止め加工する事が多いです。
※2024年4月に、2本打ちの機械が故障した為、1本打ちのステッチャーに更新しました。今後は写真のような2本打ちは出来ませんので、ご了承ください。
パーテションスロッター
ダンボール箱の中に入れる間仕切りを製造する機械です。弊社では主に化粧品を入れる間仕切りを製造しています。
仕切りを製造する場合は、木型を作ってトムソン機で打ち抜く事が多いのですが、その方法だと初回に木型代が数万円掛かります。この機械は木型が不要なので、初期費用が掛りません。ただし、木型で打ち抜く方法より精度は落ちます。「新商品で今後リピートがあるか分らない」「ロットが少ない」等のお客様には、この方法をお勧めしています。大口の場合はトムソン(木型で打ち抜く方法)をお勧めします。
弊社で組み作業も行います。 組み無しの場合は、少しお安くなります。 |
他に、やっこ式や巻き込み式、C式のダンボール箱を製造する為の連切り機など、色んな加工が出来る機械があります。
お客様のご要望にお応え出来る様、品質の良いダンボール製品を一生懸命製造致します。